クリエイティブの力を信じる

サン・アドは1964年、開高健、山口瞳、柳原良平らサントリー宣伝部出身者が中心となって創業し、以来サントリーの様々な製品、また他の多彩なクライアントの広告を手がけ、多くのクリエイターを輩出してきました。 創業の春、開高健は挨拶文「創立の言葉」においてサン・アドの精神をあらわしています。曰く、まっとうであること。真に先駆であること。大きなものへの批判と反骨の精神。軽やかで巧みな表現力とユーモア。 サン・アドはいまあらためてそれらの精神を胸に、あたらしい夢をみる挑戦をします。これまでのどの時代よりも最高のサン・アドは、まだこれからやってくる。それは私たちがつくる。私たちはいまだ上り坂の途中にいて、道のさきの空を見上げながら、汗をかき、可能性に胸弾ませる挑戦者なのだと。 世界は変化し続け、そのスピードは増す中で、私たちはひとつの思いを強くしています。世の中のありようが複雑になればなるほど、原点を見あやまらないことに、未来を見うしなわないことに、クリエイティブが力を発揮する、と。 クリエイティブの力を信じる。それは人間を信じ、自分自身を信じること。小さくも消えることなく受け継がれてきたその火種をエネルギーに、サン・アドはあたらしいサン・アドへと走り出しています。