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現在在学中でデザイナー志望の方は、「新卒でもデザイナーになれるのか」と一度は不安になったことがあるのではないでしょうか。そのような方には、経験や実績を積めるインターンがおすすめです。
そこで今回は、デザイナーのインターンで経験できる仕事内容や、インターン先を見つける方法を紹介します。
デザイナーを目指す人はインターンを受けるべき?
冒頭でも触れたように、デザイナーを目指す人はインターンを受けるべきです。その理由は、次のように多くのメリットが得られることにあります。
- 経験を積める
- 実践的なアドバイスを受けられる
- 就職につながる
- インターン生同士で刺激し合える
- デザイン以外の知識やツールも学べる
「デザイン以外の知識やツールも学べる」という点は、一見すると必要性を感じられない方もいるでしょう。しかし、デザイナーが携わる仕事は基本的に他職種との協働が必須です。
そのため、他職種の領域や立場を知っているとコミュニケーションコストが大幅に下がり、互いに協働しやすくなります。また、付加価値のあるデザイナーとして、就職面接時のアピールポイントにもなるでしょう。
新卒でデザイナーを目指す人は、長期休暇などを活用したり、学業と両立しながら積極的にインターンへ参加することをおすすめします。
一方で、受け入れ先の企業としてはインターンをどういった観点で実施しているのでしょうか。一般的には以下が考えられます。
- (特に大きい事業会社で) 就職活動の一環としての選考も兼ねて
- (特に中小規模の制作会社で) 実務を手助けしてくれるアシスタントとして
インターンはそもそもは就業体験として行われていました。一方で、業務への実際の貢献も期待されていることから、給与が発生するアルバイトなどの形態で行われることも増えてきています。
デザイナーのインターンで経験できる仕事内容
ここでは、デザイナーのインターンで経験できる仕事や、身につく知識などを職種別に紹介します。
- Webデザイナー
- グラフィックデザイナー
- UIデザイナー・アプリデザイナー
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Webデザイナー
Webデザイナーのインターンで経験できる仕事内容は、次のようなものです。
- Webサイトのデザイン
- Webサイト内で使用する画像の作成
- デザインの実装(コーディング) など
インターン先によって携わるWebサイトの種類(ECサイト、コーポレートサイトなど)は異なり、施すデザインの方向性も変わってきます。
また、Webデザイナーのインターンで学べることは、次のとおりです。
- FigmaやAdobe XDなどのツール操作
- デザインをするうえでの論理的思考
- UI/UXデザインの基礎知識
- HTMLやCSSなどの基本的なプログラミング言語
- 一般的なビジネス上の教養
など
近年のWebサイトは見た目の斬新さよりも、ユーザーの見やすさ・使いやすさを優先します。そのため、インターンでもUI/UXデザインを積極的に学べるところがおすすめです。
グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーのインターンで経験できる仕事内容は、おもに紙媒体のデザイン制作や企画になります。
- 広告デザイン
- パッケージデザイン
- 企業のロゴ制作
など
上記の中では、次のようなことについて学べます。
- 基本的なグラフィックデザインの理論
- ターゲット設定やコンセプト設計
- イラスト作成や写真作成などの基礎知識
- IllustratorやPhotoshopなどのツール操作
- 一般的なビジネス上の教養
など
制作を進める際には、コピーライターやイラストレーターなど他職種との協働も経験できるでしょう。
UIデザイナー・アプリデザイナー
UIデザイナー・アプリデザイナーのインターンで経験できる仕事内容は、おもに次のようなものです。
- プロトタイプ作成
- UIデザイン
- デザインで使用するコンポーネントの整理・管理
- ユーザー調査のアシスタント
- 一般的なビジネス上の教養
など
アプリもWebサイトと同様、ユーザーの見やすさ・使いやすさを重視する傾向にあります。そのため、UIデザインの経験は大きな強みとなって就職活動でも有利に働くでしょう。
また、UIデザイナー・アプリデザイナーのインターンでは、次のようなことについて学べます。
- アプリ制作の基礎知識
- 各OSの特徴や開発手法
- FigmaやAdobe XDなどのツール操作
など
ツール操作は他のデザイナー職と同じですが、アプリ制作やOSの知識を学べる点はアプリデザイナーのインターンならではといえます。
デザイナーのインターン先を見つける方法
最後に、デザイナーのインターン先を見つける方法を3つ紹介します。
- 求人サイトに登録する
- 企業に直接応募する
- 在学中の学校から紹介してもらう
それぞれ詳しく見ていきましょう。
求人サイトに登録する
求人サイトにはインターン情報を掲載している企業も多く、インターン先の候補を挙げる上で参考になります。たとえば、次のような求人サイトに登録すると、さまざまな企業のインターン情報を集められます。
- BRIK
- Indeed
- Wantedly
- Job by 美術手帖
- デザインのお仕事 など
情報が豊富な分、「取捨選択するのが難しい」と感じる方もいるでしょう。閲覧しながら自身のキャリアビジョンを少しずつかためて、インターン先をじっくり見極めるのもひとつの方法です。
企業に直接応募する
デザイナーのインターン先を見つける上でもっとも直接的な方法は、企業HPの問い合わせフォームや電話などから応募することです。求人サイトなどに情報を載せていない企業も、自社ウェブサイトでインターンを募集しているケースもあります。
また、「ここでインターンしたい!」と強い希望があるなら、インターン募集を明記していない企業にもアタックしてみましょう。大々的にインターンを募集していないだけで、相談すれば受け入れてくれる可能性もあります。
在学中の学校から紹介してもらう
デザイン系の学校に在学している場合は、インターン先を学校から紹介してもらう方法もあります。
学校に併設されているキャリアセンターでは基本的に無料で就労支援を受けられる上、就活情報が豊富です。インターンの情報も集まっているため、デザイナー志望の方は早めに相談してみてはいかがでしょうか。
新卒でデザイナーを目指すならインターンに参加しよう!
新卒でデザイナーを目指すなら、経験を積みながら知識やスキルを習得できるインターンへの参加がおすすめです。インターン先は求人サイトへの登録や企業への直接応募のほか、学校からの紹介でも見つけられます。
デザイナーの実績を積みたい方は、インターンへ積極的に参加しましょう。
インターンの応募にはポートフォリオの準備を
インターンの応募には、自身のプロフィールや実績などをまとめたポートフォリオが必要です。新卒の場合は学校のカリキュラムで制作したものや、自主制作した作品を載せるとよいでしょう。
なお、「BRIK PORTFOLIO」では、新卒の方でも魅力的なポートフォリオを作成できるテンプレートが豊富です。求人サービス「BRIK JOB」との連携により、在学中でもクライアントからオファーが届くチャンスも得られます。
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デザイナー志望の学生さんも、ぜひ一度BRIK PORFOLIOを利用してみてください。