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Webデザイナーにとってスキル同様に欠かせないのが、デスク周りの環境です。特にデザイナーは長時間同じ姿勢で作業することが多く、どのようなツールを選ぶかによってパフォーマンスが変わってしまいます。
そこで、この記事ではWebデザイナーならリモートワーク時に整えておきたいデスク周り環境やリモートワーク時に必要になるスキルについて紹介します。
Webデザイナーがリモートワークで整えるべきデスク周り環境
Webデザイナーの方は、リモートワークやフリーランスなど在宅で仕事している方も多いのではないでしょうか。
仕事に集中するためには、ワークスペースを整えることが大切です。快適なデスク周りの環境作りにおすすめな機器やPC周りの小物などを、自分の経験を元にご紹介いたします。
モニターやディスプレイ
モニターはお仕事をする時はずっと見ているものです。自分に合っていない廉価なモニターですと、チラつきや色のギラつきに目が疲れてしまうことがあります。
また、色域が狭いと制作物がイメージした色と異なってしまうことがあるので、少し高価ではありますがデザイナー向けの色域の広いモニターを選ぶようにしましょう。
デザイナーにおすすめのモニター:BenQ AQCOLORシリーズ
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BenQのデザイナー向けモニターはsRGBカバー率100%、Adobe RGBカバー率99%という広い色域を持ち、細かい色の表現が可能です。さらにちらつき防止機能やブルーライト軽減など目に優しい機能がついているので、長い作業にも向いています。
デザイナーにおすすめのモニター:EIZO ColorEdgeシリーズ
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こちらもAdobe RGBカバー率99%で細かい色の表現には問題ありません。他メーカーと比べて色むらが少なく目の疲れが軽減されます。
デスクチェア
デスクチェアは何時間も座るので、身体が疲れにくいものを選びましょう。疲れにくいデスクチェア選びでは、以下の2点を注意しましょう。
・背もたれの有無や可動性
・椅子のマット
背もたれが合っていない場合には、首まわりや腰回りの負担が積み重なってしまい、長時間の作業が難しくなってしまいます。また、椅子のマットが薄い場合や硬すぎる場合には、おしりが痛くなってしまったり腰の痛みにつながってしまいます。
チェアをいくつも用意するのは大変なので、バランスボールなどを用意して気分転換しながら稼働するのもおすすめです。
デスクチェアと一緒に忘れてはいけないのがマットです。キャスターがついた椅子は、賃貸の床を傷つけて、退去時の修繕費が高額になりかねないので、マットを敷くことをおすすめします。
デスク
デスクは気をつける点が多いため、下記3点を押さえておきましょう。
・ぐらつかない
・モニターを置ける奥行きがある(45cm以上がおすすめです)
・紙を使うことが多いなら幅広め(80cm以上がおすすめです)
「デスク」と検索すると色々なサイズのデスクが出てくるので、お部屋やお仕事内容に合わせて選びましょう。
特に注目されているのが、高さを調節できるスタンディングデスクです。眠いときやずっと座っていて腰が痛いときには、立って仕事をすることができます。
姿勢を変えるだけでもリフレッシュできるため、デスクを新たに購入する際にはスタンディスクや高さを変えられるデスクも確認しておきましょう。
キーボード
コーディングもするWebデザイナーならキーボードはとても大事です。キーボードといっても、キーに厚みがあるものから、平面に近いものなど様々です。また、音が出るものや音が抑えられるものなど機能も様々な内容が実装されています。
自身のタイピングの仕方によって最適なキーボードは異なるため、購入前には実物を使って確かめておくことをおすすめします。
Wi-Fiや有線などの通信機器
Webデザイナーは重いファイルのやり取りだけではなく、打ち合わせや同時編集などで安定した通信環境が求められます。そのため、Webデザイナーには通信環境が悪いと、仕事ができないのでこだわりたいものです。
リモートワークではデザイナーがWeb会議でビジュアル確認を細かくするために画面共有をして進めることが多く、通信環境が悪いと画面共有のたびに止まります。
その他素材ダウンロードができなかったり、参考探しが思うように進まなかったり仕事にならないのでお住いの部屋にあわせたWi-Fiを導入しましょう。
【補足版】Webデザイナーのデスク周り環境小物編
仕事に必須ではありませんが、あると便利なデスク周りの小物を紹介します。
パソコンスタンド
パソコンスタンドがあると目線が上がり、背骨が帯びることで姿勢改善に繋がります。
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カフェや自宅以外で仕事をすることが多い人は、コンパクトに折りたたみができるタイプがおすすめです。
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パソコンの下を支える部分に出っ張りがあると手首に刺さるので、出っ張りが少ないものをおすすめします。
チェアクッション
背もたれに入れたり、お腹において体が前に倒れすぎることを防ぎます。また、骨盤を安定させ腰回りの負担を減らすこともできます。
デスクで長時間の作業や腰回りの負担を抑えたい場合には、チェアクッションを導入することをおすすめします。
電子メモ・タブレット
電子パッドはさっとメモができます。紙よりもスペースを取らないだけではなく、情報整理もできます。ちょっとしたメモ書きで紙を使う必要もないため、経費削減が可能です。
また少々高めですが、iPadもおすすめです。iPadに書き込むならペーパーライクフィルムをつけると紙のように書きやすくなります。iPadはメモをとるだけでなく、他にもiPad版Photoshopが使えたりデザイナーが楽しめる便利な色々な機能があるので、仕事の幅が広がるでしょう。
メモにおすすめのアプリ:OneNote
Microsoftのアカウントでパソコンでもスマホでもどんなデバイスでも確認することができます。
ノート>セクション>ページの構成でメモの管理がしやすいので、色々なプロジェクトを同時並行する方におすすめです。
→OneNoteを使ってみる
メモにおすすめのアプリ:コンセプト
縦横無限にメモができるアプリです。
テキストが入力できないので、頭の中のアイデアをとにかく書き留めたい!案を何個も出したい!というときにおすすめです。
→コンセプトを使ってみる
USBハブ
普段USBポートの少ない、薄いノートパソコンを使っているなら欠かせません。モニターの端子とパソコンのUSBポートにあったものを選びましょう。
ただ、複数のUSBがあると出力が落ち充電時間が長くなってしまったり、発火事故につながることもあります。安全性や対応している出力は必ず確認しておきましょう。
マウス
デザインを大きく表示してあらがないか確認したり、レタッチで細かいところまでチェックするときに便利なのが上下だけでなく横にも移動できるマウスです。
ノートパソコンを使っている方は、トラックパッドがあるのでマウスを持っていない方も多いと思いますが、指の皮が擦れて痛くなったり、指の皮が硬くなったりしていませんか?
指が痛くなった時期にマウスを使うことで、指周りの負担を抑えながら楽に細かい作業ができます。
Webデザイナーがリモートワークするなら必要なスキル
Webデザイナーがリモートワークをする際には、デザイン以外のスキルが重要になります。
こまめなコミュニケーションスキル
対面より温度感、雰囲気が伝わりづらくなるなど齟齬が起こりやすくなります。周りの進捗や忙しさが目に見えない分、いつもよりこまめな確認をしましょう。
またデザインはテキストでは食い違いが生じやすいので少しでも違和感を感じたらWebミーティングで画面共有をして仕事を進めましょう。
睡眠や健康・リフレッシュなど自己管理スキル
会社なら、みんながお昼いくタイミング、帰るタイミングなど時間を意識するタイミングがありますが、リモートワークではありません。
時間のさかいなく仕事をしていると生活が乱れ、睡眠障害に陥ることが増えています。
また、仕事中に何気なくしていた世間話がなくなり、リフレッシュを自分でする必要があります。自分1人じゃなくても同僚とWebを繋いで雑談しながらリフレッシュすることもおすすめです。
Webデザイナーがリモートワークするならデスク環境も重要
Webデザイナーがリモートワークするならデスク環境が重要です。
紹介した電子機器やデスクの他にもハンドクリームやネイルケアなどお気に入りの香りのスキンケアをデスク周りに置くことで、気分転換できたり、仕事へのモチベーションアップに繋がります。
素敵なデスク環境を作って快適に仕事をしましょう。
環境整備と同時にポートフォリオ作成もWebデザイナーには必須
今は会社勤めでも転職やフリーランスを考えるタイミングがくるかもしれません。転職活動や、フリーランスで仕事を得るためポートフォリオを用意することをおすすめします。
プロジェクトが進むごとに、ポートフォリオをコツコツ作り、制作事例を整理しておきましょう。
また、「改善した点」「意識した点」「プロジェクトを進めるにあたり注意したコミュニケーション」などポートフォリオを意識した仕事をすると、仕事のステップアップにも繋がります。
ポートフォリオを作成することは少々手間ではありますが、BRIK PORTFOLIOでは、クリエイティブなポートフォリオを無料で作成できます。ポートフォリオを見たクライアントや担当者からの案件オファーも届く可能性があります。
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これからデザイナーとしてキャリアを考えている方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。