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今後の需要はどうなる?Webデザイナーの仕事の将来性について

Webデザイナーの今後の需要についてはさまざまな見解があります。

今後Webデザイナーは不要になると考えている人もいれば、企業のDX (デジタル・トランスフォーメーション) やIT需要の見通しが大きくなり、ますます需要が高まると考えている人もいます。

この記事では、Webデザイナーの将来性について、様々な視点で解説します。

Webデザイナーの需要はどうなる?

WebデザイナーやUIデザイナーをはじめとするデジタル分野のデザイナーは、今後も需要が高くなると考えられます。

実際に近年さまざまなインターネットサービスが普及し、企業もますますインターネットサービスの開発や資金投資を行っています。インターネット上での開発が増えれば、エンジニアだけでなく、必然的にWebデザイナーの仕事も増えます。

ただし、IT関連のサービスはますます普及し、初心者でもクオリティーの高いWebサイトを無料で作れたり、ノーコードやローコードと言われるプログラミングや多くのデザインを必要としないシステム開発が可能になっていきています。

これらの普及がどんどん進むと、Webデザイナーに仕事を依頼する機会が減ることも考えられます。

また、2019年の「IT人材需要に関する調査報告書」によると、2015年に試算したIT人材の人数は、2018年時点で10万人以上オーバーしていることが分かります。

IT人材需要に関する調査報告書

政府の予想よりもはるかに早いペースでIT人材は増えており、ただ会社員として勤務するだけでなくフリーランスとして自由に働く人も多いです。

そのため、ただWebデザイナーとしての基本的な知識やスキルを持っているだけでは需要に追いつかない可能性もあります。ですので、顧客やクライアントのニーズに答えられる強みを持ったWebデザイナーが今後必要とされるでしょう。

Webデザイナーの職業について

今後も必要とされるWebデザイナーはどんな職業なのでしょうか?

ここでは、Webデザイナーに必要なスキルや平均年収を紹介します。

Webデザイナーに必要なスキル

WebデザイナーはただWebサイトを作成できれば良いというわけではありません。Webデザイナーに必要なスキルは以下のようなものが考えられます。

  • デザインについての知識
  • デザインツールを使いこなすスキル(Adobe XD / Figma / Sketch / Adobe Illustrator / Adobe Photoshop)
  • コーディングやプログラミングのスキル (HTML / CSS / javascript など)
  • Webマーケティングについての知識
  • ビジネススキル
  • マネジメントスキル
  • Webサイトとしての運用
  • コンサルテーションスキル (課題整理 / 企画の提案 / コンセプトの設計)

Webデザイナーはデザインの基本を身に付けることは当然求められていますが、使いやすいUI設計、高いユーザー体験が提供できる様な画面遷移、タイポグラフィーや配色やトーンなどを知ることで、ユーザーをより惹きつけるWebサイトを制作することができます。

また、Webデザイナーは顧客やクライアントと話し合いをして、その内容をビジュアル化するためのコミュニケーション能力も必須のスキルです。

Webデザイナーの平均年収

Webデザイナーの平均年収はdodaの平均年収ランキングで356万円とされています。
※2021年12月時点

日本の平均年収は436万円なので、そこまで高くないことがわかります。
(参照:国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査」)

Webデザイナーは比較的、新しい職種であるため、活躍しているクリエイターは20~30代が中心です。そのため、平均年収は他の職業よりも低くなっている傾向にあります。

また、最近ではより高いスキルを身に付けたUIデザイナーやWebデザイナーとして年収1,000万円以上の人もいます。

Webデザイナーの将来が心配される理由

次に、Webデザイナーの将来性が心配される理由について紹介します。

  • Webデザイナー間の競争が激しい
  • Webデザインツールの登場
  • Webサイトの重要性の低下
  • AIの進化

それでは、それぞれ見ていきましょう。

Webデザイナー間の競争が激しい

Webデザイナーの需要の増加により、Webデザイナー間の競争が激化しています。

Webデザイナーの仕事は専門性が高いですが、インターネット上で無料で学べる講座もあるため、参入のハードルはかなり低くなっています。

また、フリーランスとして活躍するWebデザイナーも増えていることが影響し、企業に依頼するよりも個人に依頼してコストを下げようと環上げる企業も増えています。

これにより、Webデザイナーの給与が下がってしまう可能性もあるでしょう。

また、日本国内だけでなく海外のWebデザイナーも競合になっているため、基本知識しかないWebデザイナーは今後大変な思いをしてしまう可能性もあるため注意が必要です。

Webデザインツールの登場

10年以上前は、Webデザインツールが存在してもかなり高価なソフトだったため使用している企業は少なかったです。

しかし、現在は無料で利用できるソフトやツールなどのサービスが多数提供されており、低予算で簡単にWebデザインが制作できるようになっています。

これにより、個人事業主や小規模店舗などがWebサイトを作る場合、わざわざWebデザイナーに仕事を依頼する機会も減っているため、Webデザイナーの将来が心配されています。

今後もさまざまな便利なソフトやツールが提供されればされるほど、Webデザイナーの居場所を圧迫してしまう可能性も考えられます。

Webサイトの重要性の低下

近年WebサイトよりもTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSが普及した影響もあり、Webサイトの需要が相対的に低下しています。

検索をする際もSNSを使い、予約もサイト内のページを貼り付ければ良いだけなので、Webサイトを持たない事業者も増えています。

主にWebサイトを構築・デザインするWebデザイナーは、これらが影響して将来性が心配されています。

数年以内にWebサイト全体的な需要がすぐになくなるというわけではありませんが、少なくとも10年後にはWebデザイナーの需要が大きく変わっていることが考えられるでしょう。

ただし、スマートフォンアプリ、ブラウザ上で動作するオンラインシステム、デジタルサイネージ、アナログで行っていた業務をデジタル化したサービスなどの新しいプラットフォームが普及したり、Webサイト自体の需要が増えれば、今以上にWebをはじめとするデジタル分野のデザイナーの仕事の需要が高くなる可能性も秘めています。

AIの進化

最近では、WebデザインもAIでできるツールが多数登場しています。

素材をいくつか選択して、パターンを決めるだけの簡単な作業でクオリティーの高いWebサイトを作ることができます。

これまでWebデザイナーが行ってきた仕事もAIの審査によりどんどん需要が低くなってしまう可能性もあるため注意が必要です。

また、AIの進化は今後も止まることなくどんどん進んでいくため、今後のWebデザイナーの将来性に不安を感じる人は少なくありません。

Webデザイナーのキャリアパス

Webデザイナーのキャリアパスは以下のようなものが考えられます。

  • UIデザイナー
  • UXデザイナー
  • Webディレクター
  • アートディレクター
  • Webプロデューサー
  • コンサルタント
  • インハウスデザイナー
  • Webマーケター
  • フロントエンドエンジニア

Webデザイナーのキャリアパスはたくさんあります。

上記で紹介した職業は全てWebやIT業界に関連する職業で、これまで培ってきたスキルや技術、実績などを活かしながらキャリアアップすることができます。

競争の激しい業界ではありますが、求められるスキルも持つWebデザイナーであればIT需要の高まりに上手く乗ることができます。

Webデザインのトレンドは移り変わりが激しいため終わりがありません。

今後の将来が心配なのであれば、今のうちにキャリアアップを目指してスキル習得や資格に挑戦してみることもおすすめです。

Webデザイナーの将来性は多種多様

今回はWebデザイナーの需要やWebデザイナーの職業の基本情報、Webデザイナーの将来が心配される理由などについて詳しく紹介してきました。

Webデザイナーの今後は他のWebデザイナーとの差別化を図ることが大切です。今のままではどんどん時代の流れにより需要が低下して給料ダウンになる可能性もあります。

Webデザイナーの将来性は組織の中でキャリアアップするか、Webデザイナーとして独立をするかの2つの選択肢があります。

どちらにしても、今後も収入をアップさせたり、需要の高いWebデザイナーになるためにはスキルアップが必須です。プラットフォームとしてのWebサイトが今後も続いていくかは未知ですが、先に挙げたスマートフォンアプリ、ブラウザ上で動作するオンラインシステム、デジタルサイネージ、アナログで行っていた業務をデジタル化したサービスなどの新しいプラットフォームなどの媒体は今後も拡大していくと考えられます。特定の媒体だけではなく、どんなプラットフォームでも優れたデザインを生み出せるための汎用的なスキルが必要になるでしょう。

特に、フリーランスで活動する人は、自分のスキルや知識を証明する資格をポートフォリオに掲載しておくことで、案件獲得をスムーズに進めることもできます。

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