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Webエンジニアが持っていると得する資格とは?

Webエンジニアは副業やフリーランスとして人気の職業です。
これからWebエンジニアを目指そうと考えている人は、資格って必要なのかな?と考えてしまいますよね。
そこで、今回はWebエンジニアに資格は必要かどうか、Webエンジニアにおすすめの資格などについて詳しく紹介していきます。

Webエンジニアに資格は必要?

結論から言うと、Webエンジニアになるために必要な資格はありません。

基本的にWebエンジニアは保有している資格よりも、開発現場で何ができるのか、チームの一員として仕事ができるのかなどが重視されます。例えば、資格を保有していたとしても求められるレベルの仕事ができなければWebエンジニアとして活躍するのは難しいでしょう。就職活動の面接時でも、資格を保有している未経験者よりも、資格を保有していなくても経験や実績がある人の方が求められます。

このように、Webエンジニアには基本的に資格を保有していなくても仕事をすることができますし、活躍することも可能です。ただし、未経験者は実務経験をアピールすることができないため、資格を保有して自分のスキルや知識を証明する手段としては有効です。

つまり、Webエンジニアに資格は必要ないですが、保有していて損はないということです。
経験や実績が豊富な人でも、資格を保有していれば、客観的にスキルや知識を証明することができるため面接や商談などを有利に進めることができます。

Webエンジニアに必要な資格10選

続いて、Webエンジニアに必要な資格を10個紹介していきます。それぞれの資格で難易度や証明できるスキルが異なるため、今後の資格取得の参考にしてください。

・ITパスポート試験
・基本情報技術者試験
・応用情報処理技術者試験
・HTML5プロフェッショナル認定試験
・PHP技術者認定試験
・Javaプログラミング能力認定試験
・Ruby技術者認定試験
・Rails技術者認定試験
・Oracleマスター
・Oracle認定Javaプログラマ

それでは、それぞれ紹介していきます。

ITパスポート試験

ITパスポート試験は全ての社会人を対象に、ITに関する共通知識を問う国家試験です。

Webエンジニアだけでなく全てのIT業界で面接を有利に進めることができ、PCのシステム構造や論理的思考力、問題解決力などが求められます。

他の国家試験の中でもITパスポートは最も難易度が低く、比較的保有しやすい資格でもあります。
また、ITパスポートは比較的簡単に合格できることから、他の人も資格を保有している人が多く、差別化の部分ではあまり向かない資格でもあります。

ITパスポート試験

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験はIT技術に関する幅広い知見が必要で、多くの企業が取得を推奨している資格でもあります。

WebエンジニアだけでなくIT関連の仕事に就く人なら取得しておいて損はありません。

基本的にはC言語・Java・Python・アセンブラ言語などのプログラミング言語スキルが求められ、プログラミングができなければ合格することはできません。

ただし、エンジニア向けの基礎レベルの資格でもあるため、1つ目の資格取得にはおすすめの資格となっています。

基本情報技術者試験

応用情報処理技術者試験

応用情報処理技術者試験は国家資格の一つで、先ほど紹介した基本情報技術者試験の上位に位置付けられている試験です。

基礎的な勉強を終えたITエンジニアが目指す資格でもあり、より具体的に技術的な部分や自分で考えた解決方法を提案できる一人前のWebエンジニアとしてスキルアップできます。

また、合格率は20%ほどと低くないため、保有しているだけで他の人との差別化ができ、就職や商談、案件獲得などを有利に進めることができます。

応用情報処理技術者試験

HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定試験は、HTML5、CSS3、JavaScriptなど最新のマークアップに関する技術力や知識が問われる試験です。

キャリアアップやスリーランスとしてスキルを証明するために取得する人が多い試験でもあります。

HTML5プロフェッショナル認定試験に合格すれば、フロントエンドスキルの知識が身に付き、Webエンジニアだけでなくフロントエンジニアとしても活躍できることでしょう。

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験はプログラミング言語のPHPのスキルを証明するためのスキルです。

資格を取得すれば技術力を正式に評価してもらえるため、実務経験がないエンジニアにとってもおすすめの資格です。

PHP使用経験者での就職や転職、フリーランスを目指しているなら、保有しておきたい資格と言えます。

HTML5プロフェッショナル認定試験

Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験はJavaに関する基礎知識を客観的に証明できる資格です。

認定基準は「1級」「2級」「3級」の3つに分かれており、1級が最も難易度が高いとされています。

JavaはWebアプリなどを開発するbエンジニアには有用な知識であるため、自分のスキルを証明するためには必要不可欠な資格とも言えるでしょう。

Javaプログラミング能力認定試験

Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験はRubyによる、高水準のシステム開発能力を証明する資格です。

認定者はRuby技術者として公正に評価され、システム開発能力を持つことが認定されます。

また、Ruby Association Certified Ruby Programmerとして認定され、認定証が交付されるため、自分のスキルや知識証明に役立ちます。

Ruby技術者認定試験

Rails技術者認定試験

Rails技術者認定試験は資格を保有するだけでWebエンジニアとしての需要が見込める言語のスキルや知識があることを証明できるため、転職や転職などに有利な資格です。近年、Webアプリの開発手法として人気である、Ruby on Railsに関する知識やスキルを身につけておくことはWebエンジニアとしての可能性を大きく広げることでしょう。

一番簡単なブロンズ試験でも資格を保有していれば十分有利に進められることでしょう。

Rails技術者認定試験

Oracleマスター

Oracleマスターは日本オラクル社が「Oracle Database」シリーズを扱う技術力を認定する資格です。

RDBを操作するための言語「SQL」やデータベース全般の知識を身に付けることができ、データベースに乾漆一定以上の知識や技術を証明できます。

また、Oracleマスターを取得していれば、報奨金として手当がもらえたり、基本給に数千円上乗せされたりなどのメリットもあります。

Oracleマスター

Oracle認定Javaプログラマ

Oracle認定Javaプログラマは日本オラクル社が主催するJavaプログラマ向けの資格です。

Javaプログラマーを目指すなら取得しておくべき資格で、他のプログラマーとの差別化や昇進・昇格のキャリアアップが期待できるため、取得するメリットは大きい資格でもあります。

Oracle認定Javaプログラマ

Webエンジニアなら実務だけではなく資格取得はおすすめ

今回はWebエンジニアに資格は必要かどうか、Webエンジニアにおすすめの資格などについて詳しく紹介してきました。

Webエンジニアになるために必要な資格はありませんが、資格を取得していれば自分のスキルや知識を証明することができ、さまざまな場面で有利に進められることでしょう。特に、フリーランスで活動する人は、自分のスキルや知識を証明する資格をポートフォリオに掲載しておくことで、案件獲得をスムーズに進めることもできます。

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