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BRIK GALLERYについて
デザインやコンテンツの参考になる国内最大規模のWebサイトリンク集・デザインギャラリーの BRIK GALLERY では、日々クリエイターの方々の参考になる作品を更新しています。
クリエイティビティを刺激し、デザインの参考になり、仕事に役に立つ、Webサイトなどを中心に紹介しています。BRIK GALLERYでは、カテゴリーやタグから検索し、気になった作品はお気に入り機能で保存可能な機能があります。
作品は、INDUSTRY (業種)、TYPE (Webサイトなどの種類)、COLOR (キーカラー)、DESIGN (デザイン表現の方法) などのカテゴリーで分類されています。ここから目的としているデザインを絞り込んで探すことが可能です。
その BRIK GALLERY に掲載されている作品の中から、2024年におすすめする特定のテーマで作品をピックアップしていきます。
デザインの参考になるポートフォリオサイト特集
ポートフォリオは、Webデザイナー、UIデザイナー、Webディレクター、エンジニアやアーティストをはじめとしたクリエイティブ職には欠かせないものです。そして自身で仕事を獲得する場合や転職・就職活動を行いたい場合には、「ポートフォリオサイトを作りたい!」という方も多いのではないでしょうか。
本記事ではそんなポートフォリオサイトを作る際にデザインやコンテンツなどの面で参考になる、優れたデザインのポートフォリオウェブサイト10選を紹介します。
ご紹介する作品は、
- ポートフォリオサイト自体のデザインが優れている
- 作品が見やすい・作品の世界観が伝わる
- ポートフォリオに掲載されている作品が優れていて、デジタルをはじめとするクリエイターにインスピレーションを与えている
という二つの基準で、ウェブサイトを厳選しました。
ポートフォリオサイトの作り方が分からない、ポートフォリオをどういうデザインにするか悩んでいるという方や、そもそもデザインの引き出しを増やしたいという方は、是非参考にしてみてください。
参考になるポートフォリオサイトの紹介
goen°
アートディレクターの森本千絵氏が主宰となり、「出逢いを発明する。夢をカタチにし、人をつなげていく。」をコンセプトに掲げる『goen°』のウェブサイトです。
Mr. Childrenやofficial髭男dismのジャケットワーク、『niko and…』のブランディングデザインなどを手がけています。
手書きのイラストや写真のモチーフを組み合わせたコラージュなど、少しだけファンタジーを感じさせる美しい作品が特徴です。
れもんらいふ
「かわいいと、変と、新しいをまぜると、れもんになる。」がコンセプトの、千原徹也氏が率いるデザインカンパニー、『れもんらいふ』のウェブサイトです。
「れもんらいふ」という名前の由来は、Soup Stock Tokyoなどを手掛けたスマイルズ遠山正道氏から名付けていただいたとのこと。
雑誌「装苑」のアートディレクションや、前川優希、吉岡里帆の写真集・カレンダーのデザインなどを手がけています。またアートディレクターの千原氏自らが創刊した『KISS,TOKYO,PAPER』というフリーペーパーは、アースミュージックやFrancfrancなど様々なブランドとコラボしています。
少し毒がありつつも、洗練された可愛さのあるデザインが特徴です。
ND CHOW
シンガポール出身のフォトグラファー、アンディ チャオ氏のポートフォリオサイトです。
作品が横スクロールで進むことと、作品が自動で切り替わるタイミングでシャッターが押されている様な演出が効果的です。作品だけでなくポートフォリオサイト自体が洗練されたデザインになっています。また写真作品のテーマが日本語と英語で紹介されており、文章は2カラムのレイアウトで美しくまとめられています。
作品に関しては人の表情にフォーカスするものが多く、少し危うさを感じさせる様な儚い美しさが表現されています。
ISO50
アメリカのサンフランシスコを拠点として活動する、Scott Hansen氏のソログラフィックデザインユニット『ISO50』のウェブサイトです。
自身が音楽アーティストとしても活動している、TYCHOのジャケットデザインを手掛けていることでも知られています。
レトロスペクティブでありつつも新しさを感じさせる洗練された作品を多く生み出していて、円形を始めとする幾何学模様のモチーフが多く使われ、独特のカラートーンでまとめられた作品は一目でScott Hansenのものとわかる独自性を放っています。
TAO TAJIMA
映像作家のTAO TAJIMA氏のポートフォリオサイトです。
コスメブランド『MN』のブランドコンセプトムービーや、CuusheのMVなどクオリティの高い作品を多く手がけています。またアニメーションのディレクションなども行っています。
サムネイル画像にマウスオーバーした時のゆがみの様なアクション、作品詳細に入って行く時の画面のトラジションがとても特徴的です。
kern inc.
デザイナー・アートディレクターのTAKAYA OHTA氏を中心とするカンパニー『kern inc.』のウェブサイトです。
クラウドファンディングサービス『CAMPFIRE』や青山ブックセンターのロゴなどを手がけています。
トップページにカード状の作品サムネイルが配置されており、スクロールでめくる様なアクションが特徴的です。また各作品についてのコンセプトや背景などが詳しく説明されていて、丁寧さを感じられます。
TAKEDA YOSHIFUMI
http://www.takedayoshifumi.com/
Drawing & painting illustratorの竹田嘉文氏のポートフォリオサイトです。
POPEYEをはじめとする雑誌などに掲載されているイラストや、書籍のデザインなどを手がけています。
クラシックなトーンを感じさせる人物のイラストが美しく、鉛筆画、ペン画などいくつかのタッチで作品を検索することができます。
BRIKのウェブサイトで使用しているイラストも手掛けていただきました。
YUNI YOSHIDA
アートディレクター・グラフィックデザイナーの吉田ユニ氏によるアートワークサイトです。
ディズニーやハローキティとコラボしたUT(ユニクロTシャツ)のデザインや、星野源のジャケットワークなどを手がけています。
現代であればデジタルで表現できそうなビジュアルを、アナログなリアルの撮影で表現しており、細かい作り込みが非常に美しいです。
サイト自体はシンプルにまとめられていて、見やすいデザインです。
HARKEN
木本梨絵氏が代表を務める株式会社HARKENのポートフォリオサイトです。(株)スマイルズでクリエイティブディレクターを務め、2020年に独立されました。
N Organicのクリエイティブディレクションや、様々な店舗・イベントのアートディレクションなどを手がけています。影を利用した、陰影のあるスタイリッシュなデザインが特徴です。
サイトに関しては大胆なタイポグラフィの使い方と、画面の横スクロールが特徴的です。目次やノンブル (ページ数) などが配置されており、リーフレットをめくる感覚をデジタルで表現しているのではと感じました。
また、冒頭のページでは印象的な写真とともに会社としてのフィロソフィーが語られており、深淵なHARKENの世界観に引き込まれていきます。
Kanna Oyama
シンガーソングライター・モデルである小山かんな氏のウェブサイトです。
トップページに作品が並び、スクロールすると背景色が変化しながらパララックス風に次の作品へと遷移していきます。この背景色が変わる演出によって、幻想性やポップさなど様々な雰囲気を表現しています。
作品を見る際に、音楽と、自身をモデルとしたアートワークがそれぞれを一覧で見られるのが特徴的です。
デザイナーがポートフォリオを作るならBRIK PORTFOLIO
ポートフォリオサイトは、デザイナーやクリエイターにとって名刺代わりになる重要なものです。優れたポートフォリオサイトを作ることは、自身の望むキャリアを達成する近道になります。作成ツールなども活用しながら、自身が納得のいくポートフォリオサイトを作りましょう。今回ピックアップしたウェブサイトをぜひデザインの参考にしてください。
BRIK GALLERYと同じBRIKが運営する、BRIK PORTFOLIOなら、無料で簡単に高いデザイン性のポートフォリオを作成できます。ノーコードで管理画面から設定やアップロードをするだけなので、ポートフォリオを自作することが難しい方はもちろん、ポートフォリオを作成する時間を減らして、作品自体のクオリティを上げたいデザイナー、ディレクター、エンジニアにおすすめです。作成したポートフォリオはパスワードでロックできますので、安心して公開することができます。
またこれまでの経歴やスキルを記載することで、作品を見た企業などから、スカウトやお仕事の依頼が届く可能性もあります。
ぜひBRIK PORTFOLIOを活用して、自身の作品に注力しながら、効率的にポートフォリオを無料作成してみてください。またデザイナー、ディレクター、エンジニアとしての就職活動・転職活動に励んでください。